悪のくノ一軍団を倒せ！！
くノ一「相手はたった３人よ！かかれっ！」
密着したくノ一装束に身を包み、若い娘たちが集団で襲いかかって来る。

少女「えーい！」
くノ一「ウっっ！？」
くノ一「ああっっ！！」
謎のくノ一少女がリボンを一振りすると、それは生き物のようにうねり
敵の喉笛を次々と切り裂いた。

くノ一「ヒィっ！！」
くノ一「ば、バカな…こ、こんな小娘ひとりに…」
胸元を切り裂かれ、朱に染まった丸い双丘を震わせながら
驚愕の表情でどうと倒れるくノ一。
謎のくノ一少女は向かって来た敵を全て打ち倒した。
少女「いっちょうアガリねっ！」

くノ一『きゃあああああああああああああっ！？』
群れ襲い来るくノ一を謎の番長が難なく蹴散らして行く。
番長「へっ！まとめてかかって来な！」

番長「これでもくらいなっ！」
ズムッ…！！
くノ一「ぐぇっっ！！」
丸太のような足が直下から股間に食い込む。
衝撃で会陰が真っ二つに裂け、恥骨がグシャリと砕ける。
血に染まった尿をとめどなく垂れ流しながら悶絶するくノ一。
番長「おまえで最後だぜ！！」
くノ一「げぶっ！？」
ゴキン！
渾身の右ストレートを顔面に受けたくノ一は首が背中まで回ってしまう。
頚椎を砕かれた敵はそのまま仰向けで地面に叩きつけられ
ビクビクと身を震わせ失禁し、動かなくなった。
番長「さぁて、お次の相手はどこだ？」
相手が絶命したとは知らず大男は闘志満々で立ち去る。

一方、砦の中では…
くノ一「あ！…」
ブシュッ…
喉を横一文字に掻き切られたくノ一はビクリと痙攣し
それから糸の切れた人形のように脱力した。
謎のお姉さん「（こいつで見張りは最後ね。
後は火薬庫に火をかけるだけだわ…）」
音を立てないよう血溜りの中に死体をそっと横たえ
女は更に奥へと歩を進めた。

激しい戦いの中、くノ一たちは次々と倒されていった。
生き残りの敵が最後の攻撃を試みる。
くノ一「こうなったらあのガキだけでも仕留めるのよ！」
他の相手には目もくれずリーダーの少年忍者に殺到するくノ一。
少女「あぶない！」
番長「そうはさせるかよ！」
途中で何人かがくノ一少女や番長に倒されるが
残りは全て少年忍者に踊りかかる。
くノ一「死ねえっ！！」
少年「おまえたちみたいな悪者なんかに負けないぜ！行けーっっ！！」
気合いと共に少年忍者の影が鋭く伸び、
刃となって敵を切り裂いてゆく。
くノ一『ぎゃああああああああーーーーーーーーーーっっ！！！』
断末魔の悲鳴を上げながら
周囲が赤く染まるほどの血煙の中に１人残らず倒れてゆく…。
ドォォォン！
少年の忍術が敵にとどめを刺したのとほぼ同時に
砦の方から爆発音が響いた。
少年「やったぞ！爆破に成功したんだ！さあ、オレたちも行くぜ！」
最終決戦の時は刻一刻と近付きつつあった…。